意識高い系を批判する人がいる。
それに意識高く反論する人もいる。
「意識高い系と意識高い人は違うからな!」とツッコミをいれる人もいる。
どうも、最近この「意識が高い」というワードを中心にネット上でいろんな意見が飛び交っているようです。
この議論に私はあまり興味はないのですが、これだけは言いたい。
・みんな意識高い人であって意識低い人なんだよ。
・意識の高い低いは成功と関係ないんだよ。
っていう話。
みんな意識高い系の本当の実態を勘違いしています。
それ故に苦しんでいる人も多いのです。
今日は「いわゆる」意識高い系や意識低い系に関して、みなさんの腑に落ちるように解説します。
意識高い人と意識低い人っていう分け方はおかしい
意識高い人と意識低い人っていう二元論で考えるは凄い危険です。現実生活で0か100かみたいな極端なモデルはほとんどありません。
特に人の意識や心のなかって、もっと混沌としています。
同じ人でも意識が高い時もあれば、低い時もあるんです。それが一番自然な考え方ですよね?
けどそれでも、「意識高い系」とか「意識高い人」って呼ばれたり、自負している人もいるわけです。そういう人達はきっと他の人よりも、いわゆる「意識高い部分」が多めだったり、表面にでているのでしょう。
だからそんな人達は「意識高くなりがちな人」って呼ぶのがいいんじゃない。そっちの方が余地があって良いと思います。逆は「意識低くなりがちな人」かな?
意識高い系しか成功できないの?
ちょっと確認したいんですけど、さっき定義した、いわゆる「意識低くなりがちな人」っていうのは成功できないんでしょうか?
「そもそも成功の定義ってなんだ?」なんて哲学的な話はおいといて、ここでは「幸せ」っていうザックリとしたもので考えましょう。
私は「意識低くなりがちな人」でも、もちろん成功できると思っています。
私も何を隠そう「意識低くなりがちな人」ですが、めっちゃ幸せですし、成功していると感じています。
意識低くなりがちな人にも、成功の要素はたくさん詰まっているんです。
少し紹介します。
1:意識低いから効率化する
基本意識低いんで、めんどくさがり屋なんです。
だから物事は効率化したいんです。そっちの方が楽だから。
あと長時間働きたくもない。疲れるから。だからブログを使ってお金を稼いだりもします。
効率化すれば疲れないから最高〜。
2:意識低いから興味のあることだけやってみる
基本意識低いんで、価値があったり、凄く名誉なことがあっても興味がなかったらやりません。
逆に興味があることはすぐやります。けど準備とか事前の下調べはしません。
めんどくさいから笑
とりあえずやっちゃいます。
3:意識低いから他人の意見や評価は無視
基本意識低いんで他人の意見や評価は無視します。だっていちいち反応してたらめんどくさいんだもん。
けど自分がいいと思ったり、興味あることには耳を傾けます。行動の基準は常に自分。相手に合わせるのは面倒くさいからやりまてーん。
家入一真は意識高い系じゃないけど成功?
引用:【起業家】家入一真さん
意識低くなりがちな人で成功した人のモデルって誰だろう?って考えた時に、真っ先に頭に浮かんだのが家入一真さんでした。
私は家入さんのトークイベントに参加したことがあるのですが、こんなことを言っていました。
学校も通えなかったし、就職しても遅刻ばかりして辞めちゃった。こんな自分だからもう自分で会社作るしかないな〜って思って会社つくりました。
いやー。底抜けに意識低いですよね笑
けど、そんな意識低い動機から始まった会社設立も上手くいったのは「意識が低い動機ながらも、時には意識高く行動した場面」もあったからだと思います。
意識高い系を目指すことが一番危険
気づいた人もいるかもしれません。実は意識が高かろうが低かろうが、成功している人の行動というのは共通していることが多いんです。
「社会貢献と新しい価値の創造のために起業するぞ!」
「時間がもったいないから仕事は効率化しよう!」
「何事も行動が大切だ!まずはやってみよう!」
「朝起きるの面倒くさいから起業しよーっと」
「めんどくさいから効率化しよーっと」
「準備はめんどくさいから、まずはやってみよーっと」
こう考えると成功するかしないかは、意識が高い低いの問題ではないんです。自分にあった考え方のもとで正しく行動するのが一番大切なんです。
だから本当は意識高いわけではないのに無理して意識をあげようとする人って一番危険です。絶対にどこかで無理がくるし、成功することもないでしょう。
意識の高い低いなんて体温みたいなものです。
平熱が高い人もいれば、低い人もいる。それくらいのニュアンスでよくて、そこに優劣はありません。
けど、無理に体温を上げたり、下げたりしたら体に良くないですよね。だから自然が一番なんです。けど、この自然が難しいのかも…
意識高い系を目指す前に本当の自分を知ろう
本当は意識低くなりがちなのにバリバリな体育会系の商社に務める人。本当は意識高くなりがちな人なのに事務職でなんとなく、くすぶっている人。
こんな人って世の中にたくさんいます。
まるで砂漠での生活を強いられたペンギンのようですね。
こうなる原因ってやっぱり「本当の自分」が見えてないからなんです。自分を客観視するって本当に難しい。変なプライドや願望が邪魔をします。
だから一度本当の自分を見つめなおしたほうがいいですよ。意識高い人達はお金と時間をかけて「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の本に付いている「ストレングス・ファインダー」っていう優秀な自己分析診断を受けているみたいです。
けど私みたいな意識低くなりがちな人は無料でサクっと自己分析ができるリクナビNEXT のグットポイント診断がオススメですよ。
調べるのも面倒くさいだろうから、やり方も説明ますね笑
以上!
簡単ですよ〜。