- 1回目のデートが1番セックスができる!
- 女の子に好きになってもらうにはまずセックスをしろ!
- モテるためには女の子友達となろうとするな!
一般的な恋愛とはかけ離れた理論。
しかし、恋愛工学の世界ではこれがスタンダートです。
モテるまでのステップを徹底的に合理化し、どんな非モテの男でもモテ男に生まれ変われる再現性の高さを実現。それが恋愛工学です。
今回はゴッホさんの著者「恋愛工学の教科書」をもとに恋愛工学の基礎を紹介します。
恋愛工学は男性の熱狂と女性の批判を呼んだ強烈なムーブメント
恋愛工学は藤沢数希さんの「週刊金融日記」というメルマガのなかで誕生しました。金融工学の考え方を恋愛に活かした考え方で、それが読者の間で大人気。
恋愛工学を題材とした小説「ぼくは愛を証明しようと思う。」も大人気。
マンガ化、ドラマ化され、世の男性の熱狂と女性からの批判を呼んだ話題の作品となりました。
「恋愛工学の教科書」の著者のゴッホさんも「週刊金融日記」の読者。
- 恋愛工学の理論
- 自身の経験
- 他の工学生(恋愛工学を実践している人)の体験
この3つを今回の著書で体系的にまとめてくれました。
恋愛工学とは恋愛を科学の域にまで高めたもの
「恋愛工学の教科書」では、恋愛工学について以下のように紹介されています。
恋愛工学とは進化生物学や心理学の研究成果、金融工学のフレームワークを使って、恋愛を科学の域にまで高めたものです。
かっこいい…!笑
簡単に説明すると、男性の恋愛戦略を科学的に説明しているのが恋愛工学ということになります。
ほとんどの男性にとって「モテ」って人生の大きな課題じゃないですか。けど、肝心のモテる方法を0から体系的に教えてくれる本って少ないですよね。
薄っぺらい恋愛コラムとか、嘘ばっかりの怪しいモテ本とか。
本書はそんな男性の「モテる」について、誰でも実行できる形まで再現性を高めて作られた本です。
もうちょっと噛み砕いて説明すると…
別にイケメンじゃないのに、なぜか女の子に困っていない男子っているじゃないですか。その男子の「なぜこいつがモテるの?」という理由の部分を論理的に教えてくれる本っていうイメージかな。
恋愛工学におけるモテの3要素とは?
「恋愛工学の教科書」では「モテ」の要素を以下のように定義しています。
モテ = 試行回数 × ヒットレシオ
「試行回数」は女の子にトライした回数、「ヒットレシオ」はゴール率(セックス)です。つまり、モテ=セックスできた数ということになります。
「モテる」というと、常に彼女がいるとか、女の人の方から誘われるとか、そういうイメージがありますよね。
しかし、恋愛工学に置いては「モテ=セックスできた数」ということになります。
なんか潔いですね…笑
恋愛工学の教科書ではさらにこの「モテる」を3つの要素に分解しています。
恋愛工学モテの要素その1:「回数」
結局、モテるためにはたくさん数を打て、という話なのです。
「どんなに凄腕の恋愛工学生でも100%の確率でセックスできるとは限らない。逆に10%くらいの成功率の初心者でも数をこなせばいつかはセックスできる!」という理論がここでは紹介されています。
そのために合コン、街コン、マッチングアプリのような簡単に出会いまでもっていけるツールをフル活用するのがおすすめされていました。
確かに、モテない人ほど出会いのツールを避ける傾向にありますよね。
わかる。気持ちはわかる。だって傷つきたくないもんね。
しかし、逆に考えればどんな恋愛下手な人でも数をこなせば、いつかはセックスに到達できるということ。
勇気をもって取り組んでみましょう。
恋愛工学モテの要素その2:「勇気」
ナンパで声をかけたり、女の子をホテルに誘うためには「勇気」が大切ということが紹介されています。
「そんなの当たり前じゃん〜」と思うかもしれませんが「恋愛工学の教科書」では勇気について石器時代の歴史まで遡ってDNAの観点から解説。
さらに心理学的観点や自身のナンパの経験から、いかに恋愛において勇気を引き出すことができるかを紹介してくれています。
「恋愛工学の教科書」が薄っぺらいハウツー本でないことが証明されています。詳しくは著書をお読みください。
恋愛工学モテの要素その3:「ゴールからの逆算試行」
なんとなくデートして、なんとなくいい雰囲気になって、気づいたらホテルに2人でいる、なんてことはありえません。
ゴールからの逆算してプロセスを想定し、それに沿った流れでゲームを組み立てなければいけません。
セックスしたいならちゃんと戦略的にデートを設計しないとダメだよという話です。
どこのラブホに入るのかから逆算して…
- 1軒目はどこの居酒屋にするのか
- 2軒目はどこのバーにするのか
- デートは何時からスタートにするのか
この辺りをしっかり設計しないとセックスにはたどり着けないと紹介されています。
ちなみに恋愛工学の世界では「渋谷プロトコル」「水道橋プロトコル」など場所にあわせて、デートからラブホまでのコースを考えられたプランが存在するようです。
恋愛工学やばいな…笑
恋愛工学で用いられる3つの代表的なテクニック
ここでは恋愛工学で紹介されている3つの代表的なテクニックを紹介します。
1.非モテコミットとフレンドシップ戦略の脱却
モテるために絶対にやってはいけない戦略として「非モテコミット」と「フレンドシップ戦略」が紹介されいます。
非モテコミットとは
欲求不満な男が少しでも女の子から優しくされると『君しかいない』と思いつめ、必死にアプローチするマインド
フレンドシップ戦略とは
最初に友達となって、徐々に関係を構築して告白し、彼女になってもらおうとする戦略
「えー!なんでこれがダメなの?」と思うかもしれません(僕も思いました)
だって「まずは友達から」が恋愛の基本だと思いますよね。
しかし、恋愛工学において大切なのはあくまでも試行回数。
1人の人にガッツくと1人にしかアプローチできないからダメ!友達関係からスタートすると時間がかかるからダメ!という考え方のようです。
2.モテスパイラル理論
「ルックスやステータスよりも、メスにモテているオスがモテる」という法則です。
つまり、モテる奴はさらにモテて、モテない奴はいつまでたってもモテないという恐ろしい法則です。
イケメンとかお金を持っているとかは関係なく「モテる人がモテる」ということですね。
確かにイケメンでもお金持ちでもモテてない人はいる…
つまり、モテない人がモテるようになるには、なんとかして「モテる波」にのらないといけないということが紹介されています。
そのモテスパイラルに乗る方法は…「恋愛工学の教科書」に書いてあるので読んでね。
3.セックスまでを3分割する「ACSモデル」
恋愛工学では女の子とセックスするまでの過程を3つのフェーズにわけて説明しています。この3つのフェーズを確実にこなすことによって、セックスへの成功率を高めているようです。
1つずつ説明していきます!
Aフェーズ(Attraction = 魅了)
女の子を口説くための一番最初のフェーズ。女の子に自分の魅力を伝えることが重要になりますが、3つのフェーズのなかでもっとも難関と紹介されています。
ゆえに一番大切なのは挫けないメンタルだそうですw
実際の正しい魅了の方法は「恋愛工学の教科書」を読んでください。
- 話しかける勇気を持つ方法
- 自慢せずに自分の魅力を伝える方法
- 4種類のナンパの声かけについて
- LINEでのアポの取り方
などなど。「ここまで詳細に教えてくれるの?w」と言うくらいガッツリ教えてくれます。
Cフェーズ(Confort-Building = 和み)
Aフェーズを終えた後の中間フェーズです。女の子に安心感を与えて、一緒にいて楽しいと思ってもらえることが目的。
多くの男性はこのCフェーズから恋愛をはじめてしまうために失敗するのだとか。
非モテコミットとフレンドシップ戦略が染み付いている男は、とにかく「いい人」だと思われ、安心してもらおうとしてAフェーズで魅了することなく、いきなりCフェーズで和みを持ち込みます。
そうすると起きるのが、「恐怖の友達フォルダ行き」です。
- うまくCフェーズを乗り切るためのデート中の会話
- うまく女の子をディスる方法
- ラポールを形成する4つのテクニック
以上のことが恋愛工学の教科書では紹介されています。
Sフェーズ(Seduction = 性的誘惑)
いよいよ最後のフェーズ。女の子をセックスに誘う段階です。
- 海の王者シャチのマインドセット
- 彼氏がいても諦める必要がない理由
- 奥義・サウザーシフト
などなど。
女の子にセックスを断られないためのテクニックが鬼のように紹介されています。
恋愛工学の教科書は最も再現性の高い恋愛本
今まで数々の恋愛本を読んできましたが、これ以上、論理的に恋愛について語れれている本は初めてです。
そして、今まで数々の非モテ男子が生まれ変わった恋愛工学の再現性の高さも凄まじい。
- 非モテを脱却したい人
- とにかく女の子にモテたい人
- 正直に言って不特定多数の女性とセックスしたい人
こんな人には絶対おすすめの1冊です。
ぜひ購入してみてください(・ω・)ノ