現役Webライターがリサーチのコツを解説!11個の方法が効率化のカギ

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「リサーチに時間がかかりすぎる…」
「必要な情報にたどり着く方法がわからない…」
「すぐ使えるリサーチのコツを教えてほしい!」

初めまして。Webライターの梅澤です!私は2021年にWebライターの仕事を始め、これまでに250記事以上を納品してきました。

結論から言うと、リサーチには短時間で必要な情報を集める「コツ」があります。コツを使いこなすだけで、誰でも短時間で密度の濃いリサーチが可能です

この記事では、私の実体験に基づいて、以下を詳しく解説します。

  • Webライターがリサーチで抱えるよくある悩み
  • リサーチのコツ11選
  • リサーチを楽にする根本的な解決法

私自身が普段使っているコツを惜しみなくすべてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

執筆者

梅澤浩太郎

Webライターを始めて1年で月収40万円を達成。Webマーケや人工知能の分野で執筆経験あり。LPとメルマガを組み合わせた仕組み構築が得意。東北大学大学院修了。

編集:沖ケイタ

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Webライターがリサーチで抱えるよくある悩み

執筆の流れ
  • キーワードを渡される
  • リサーチをする
  • 構成を作成する
  • 本文を執筆する

こうしたWebライターの執筆の流れのうち、リサーチは記事全体の質を決める重要な工程です。

リサーチで十分な情報を集めておけば、それを使って構成と本文を書けるため、以降は楽に進められます。

しかし、リサーチに以下のような悩みを抱えるライターは少なくありません。

リサーチの悩み
  • 時間がかかる
  • 終わらせるタイミングがわからない
  • 他記事に影響を受けて似た文章になってしまう
  • 必要なデータを見つけられない

どれも、私自身も初心者のころに感じていたことです。手当たりしだいに調べていたため効率が悪く、なかなか必要な情報にたどり着けませんでした

このような悩みを解消するリサーチのコツについて、次章で詳しく解説します。

【すぐ使える】Webライターのリサーチのコツ11選

  • テーマの全体像を理解する
  • 制限時間を決める
  • キーワードで検索して上位記事を確認する
  • 信頼性の高いサイトを利用する
  • マインドマップを使う
  • 自分の言葉でメモする
  • メディア内の他記事をよく読む
  • Yahoo!知恵袋を見る
  • 問い合わせをする
  • 多めに情報を集める
  • メモを蓄積していく

1. テーマの全体像を理解する

リサーチでまず重要なのは、記事のテーマについて全体像を理解することです。

自分がよく知らないキーワードについて執筆する場合「そもそも何がわかっていないのか、わからない」状態になりがちです。まずは浅く広く知識を手に入れましょう。

例えば「Facebook広告」について記事を書くため、リサーチをするとします。知識がほとんどなければ、まずは「広告にはどういう種類があるのか」から勉強が必要です。

全体像を理解するには、以下の方法を活用しましょう。

全体像を理解する方法
  • YouTube動画を見る
  • 入門書を買って読む
  • Kindle Unlimitedで数冊読む

動画は直感的に理解しやすいですし、書籍は基礎から順序立てて学ぶのに適しています。

Kindle Unlimited」は月額980円で200万冊以上が読み放題になり、書籍代を安く済ませられるのでおすすめです。

2. 制限時間を決める

「リサーチに時間がかかりすぎる」悩みの効果的な対策が「制限時間を決める」ことです。

例えば「2時間でリサーチを終わらせる」のように目標を決めておくことで、ダラダラと続けてしまうことを防げます。

制限時間があると「その時間内になんとか終わらせよう」と必死になれるため、効率よくリサーチが進むのです。

リサーチに時間がかかってしまうときは、気づかぬうちに不要なことも調べてしまっています。常に時間を意識することで、無駄を省きましょう。

3. キーワードで検索して上位記事を確認する

執筆する記事のキーワードで検索して、1ページ目に表示された10記事を読んでみましょう。

上位表示された記事は、現時点でGoogleのアルゴリズムが「読者のニーズに合っている」と判断したものです。

そのため上位記事を読めば、読者が何に悩み、何を知りたがっているのか傾向がつかめます

ただし、サイト自体の影響力が強いなどの要因で、検索順位が上がっている場合もあります。記事内容に必ずニーズがあるとは限らないので、過信しないようにしましょう。

なお、ラッコツールズの「見出し(hタグ)抽出」を使うと、検索上位のページの見出しを一覧で確認できるので時間短縮につながります。

また、他サイトが参照しているデータにも注目しましょう。リンクをたどることで、また別の情報源にアクセスが可能です。

4. 信頼性の高いサイトを利用する

インターネット上には不正確な情報もたくさんあります。正確な記事を執筆するため、以下のような信頼性の高い情報源からのデータを利用しましょう。

信頼できる情報源
  • 政府や省庁
  • 政府から委託されている団体(中小機構など)
  • 社団法人など公共性の高い団体
  • 大手テレビ局や新聞社

上に書いたものほど信頼性が高いです。まずは「政府や省庁」が発表しているデータがないかを探し、なければその下へと順番に探していきましょう。

また、信頼性の高いサイトを検索で探すなら「まとも検索」が便利です。以下のオプションから選択して、対象を限定して検索できます。

  • 公的機関に限定
  • 医療情報に限定
  • 国内論文限定
  • pdfのみ
  • 英語論文限定

データがまとまっているサイトが見つかったら、ブックマークしておきましょう。別の記事の執筆で必要になった際に、すぐにアクセスできて便利です。

5. マインドマップを使う

リサーチで入手した情報の整理に便利なのが、マインドマップです。

マインドマップでは、情報を並び替えながら整理できるため、大量の情報でもわかりやすくまとめられます。初めてなら「MindMeister」が無料で使えておすすめです。

前提知識がない分野でのリサーチでは、以下の手順で進めると、スムーズに本文執筆まで進められます。

マインドマップを使う手順
  • 使えそうな情報を「要素」としてすべて書き出す
  • 似た要素どうしをまとめて分類する
  • 記事の流れを考えて構成を作る
  • 要素の順番を並び替えて本文の土台を作る

マインドマップを作り込んでおけば、各要素をつなげて文章の形に整えるだけで執筆が完了します。

時間短縮にもつながるので、ぜひ試してみてください。

6. 自分の言葉でメモする

リサーチで見つけた文章は、自分の言葉で言い換えて、マインドマップにメモしておきましょう。

そうすることで、執筆した文章が他記事の「コピー&ペースト」になってしまうことを避けられます

言い換える際には自分がこれから執筆する記事の読者をイメージしてみましょう。「この用語は知らないかもしれないから、他の言葉で言い換えよう」などと、思いつきやすくなります。

また、文章の形でメモしておくと、文字数の予測がしやすくなるメリットもあります。

執筆に十分な文字数がたまったことがわかるので、リサーチをやめるタイミングがわかりやすくなるでしょう。

7. メディア内の他記事をよく読む

リサーチの際には、執筆した記事が掲載されるメディアの他記事もよく読んでおきましょう。

なぜなら、メディア全体としての主張や方向性を理解しておかなければ、クライアントが求める記事を執筆できないからです。

依頼された記事には、多くの場合読者に以下のような行動を促すことが期待されています

読者に期待する行動
  • 商品やサービスの購入
  • メルマガやLINEへの登録
  • お問い合わせ

他記事の誘導方法を理解して、自分が執筆する記事にも反映させましょう。

また、他記事への内部リンクを設置するとクライアントに喜ばれることが多いです。読者がサイト内を回遊することで、商品の購入などの行動につながる確率を高められます。

8. Yahoo!知恵袋を見る

自分とは縁遠い分野の場合、キーワードを見ても、読者がどんなことを知りたいのか想像できないことがあるでしょう。

そんなときは「Yahoo!知恵袋」を見ると、読者が抱えているリアルな悩みを知るのに役立ちます。

執筆予定のキーワードで検索して、どのような質問があるのかをチェックしてみましょう。

何件かチェックすると、たとえば「費用を安く済ませたいんだな」「時間をかけずにできる方法を探しているんだな」などと、質問者のニーズがわかってきます

そうしたニーズを踏まえて執筆することで、読者にとって有益な記事を執筆しやすくなります。

9. 問い合わせをする

インターネット上を探しても必要な情報が見つからなければ、直接問い合わせをして聞いてみるとよいでしょう。

少し手間はかかりますが、簡単に一次情報を手に入れられて、他記事と大きな差別化ができます

たとえば、税金に関してWebサイトを見てもわからなければ、国税庁にメールや電話で聞いてみましょう。たいていの場合、問題なく教えてもらえます。

記事を書くために問い合わせまでするライターはほとんどいないので、実践するだけでクライアントからの評価は一気に高まるでしょう。

10. 多めに情報を集める

リサーチでは情報を多めに集めることを心がけましょう。なぜなら、必要最小限の情報しかないと表現の自由度がなくなり、わかりにくい文章になりやすいからです。

多めに情報があれば、読者の立場で考えて不要だと思われるものを削っても、十分な文字数を確保できます。

読者の理解を最優先で考えられるので、記事の質を高めやすいのです。

リサーチ時間を短縮することにこだわりすぎず、十分な量の情報を確保しましょう。

11. メモを蓄積していく

別記事でも使えそうなリサーチの結果は、Googleスプレッドシートなどにメモして残しておきましょう。そうすることで、同じリサーチをもう一度する手間をなくせます。

以下の情報を簡潔にまとめておくとよいでしょう。

まとめる情報
  • リサーチしたものの名称
  • リサーチでわかった内容
  • 参考にしたページのリンク

執筆を続けるうちにメモが蓄積されて、リサーチがどんどん楽になっていきます。未来の自分を助けるつもりで、コツコツやっておきましょう。

Webライターは長期的な視野を持って取り組むほど、知見や経験が蓄積されて有利になっていきます。

なお、当メディアでは運営者の沖ケイタが執筆したKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。

Webライターとして稼ぐ流れがわかりやすくまとめられているので、ぜひこちらもお役立てください!

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Webライターがリサーチを楽にする根本的な解決法2選

  • 経験を積む
  • 専門性を高める

1. 経験を積む

質の高い記事を書き上げるためには、綿密なリサーチが欠かせません。特にWebライターの仕事を始めたばかりのころは、リサーチに時間がかかるものです。

しかし、経験を積んで慣れてくると以下のような理由によって、リサーチの時間が短縮されていきます

リサーチが短時間で済む要因
  • 過去のリサーチの内容を再利用できる
  • どこに必要なデータがあるか予想がつく
  • 調べる必要がないことがわかる

「次回以降のリサーチを少しでも楽にしよう」という意識を持っていれば、リサーチにかかる手間を少しずつ減らしていけるでしょう。

2. 専門性を高める

専門性を高めると、狭いジャンル内でリサーチを繰り返すことになるため、効率よく経験を積めます。何度も同じようなデータや参照リンクを使うので、時間を短縮できるでしょう。

例えば、私はWebマーケティングの分野を専門にしていたため「検索エンジンのシェア」「広告費の媒体別の割合」といったデータを何度も使いました。

専門性を高めれば、そのジャンル内でよく使うデータのストックが増えて、他のライターと比べた際の大きな強みになります。そのため、専門性を高めるのはおすすめです。

当メディアで紹介している「Webライターが専門性の高める方法」を参考に、自分の強みを見つけてみましょう。