僕は大学院生やりながら、このブログを運営しています。
このブログ以外もメディアを運営していて、今まで200記事くらいは書いてきました。
だから普通の人よりは文章を書くのは慣れているはずなんです。けど、そのスキルが驚くほど論文執筆には活かされないんですよ。
てか、むしろ弊害でしかない。
今日はそんなゆるーいお話。
口語ばっかり使っちゃう
・〜だけれども
・〜だと考えられる
・〜だとわかる
・とても〜
などなど。
論文でも気づいたら口語をガンガン使ってしまいます。
しかも、自分の中ではなんの違和感もなく使ってしまっているので、後から自分で見直しても気づかないんですよね。
教授
「お手紙じゃないからね。
もうちょっと、論文っぽい言葉を使おうか…」
おかげで教授に何回も赤で直されてしまいました。
なんか小学生みたいで恥ずかしかったですw
勝手に特徴的なところを切り取っちゃう
ブログって普通のことを普通に書いても何もおもしろくないですよね。
いかに「特徴的で変わったものを取り上げて書くか」みたいなところあるじゃないですか。
けどね。
論文って普通のこともしっかり、データとして記載して説明しないといけないんですよ。
僕が特徴的なところだけを抜き出して書いていたら、教授にめっちゃ驚かれましたね。
教授
「え…。こんだけ膨大なデータがあるのに、書いたのこれだけ?
もっと触れるところたくさんあるよね?
こことか、こことか…」
「こいつサボってるな」って思われてしまいましたw
しかし、あれですね。
普通のことを普通に書くっていうのは本当にしんどいですね。
根拠もないのに言い切る
論文も、書き進めていると、ついつい熱がこもってくるんですよね。
「〜だと言える。」
「〜の可能性が高い。」
的な表現をガンガン使ってしまうんですが、これもブログの悪い癖。
教授
「え…。こんだけのデータでそこまで言い切っちゃていいの?
もっと数字的な根拠が必要だよね。
例えばさ〜」
当たり前ですが、論文ではしっかりとした客観的な根拠が必要です。ブロガーみたいに「俺はこう思うんだー!!!」というのは通用しません。
デザインに意味もなくこだわる
表とか図形とか、点の位置とか改行とか…
そんなデザインの部分がどうしても、気になっちゃうんですよね。
だから、文章じゃなくてそっちにばっかり気を使ってしまい、時間が過ぎてしまいますw
数式も見やすいように何回も修正したんですけど、
教授
「この数式全部、中央寄せでいいよ。
それよりも、ここの文章がさ〜」
おいおい。
中央寄せはデザイン的にねーよなぁー!?
俺、そこを見やすくするために2時間くらい試行錯誤したんですけど!
世間は厳しい。南無。
特にオチもないんですけど、こんな感じで6月は論文(と教授)に苦しめられていました。
今から修士論文が不安すぎますが、ブログも論文も(就活も)ゆるゆる頑張っていきますので、どうぞよろしく。