「うわー!ゴキブリ!最悪だ…どうしよう…」
虫の撃退には殺虫剤が断然おすすめ。しかし、殺虫剤も利用シーンによって最適なものを選ぶことが重要です。
この記事では、目的にあった殺虫剤の選び方とオススメの商品を紹介していきます。
- シーン別!殺虫剤の3つのタイプと効果
- おすすめの殺虫剤7選
すでに虫に悩んでいる人はもちろん、今は家に発生していない人も、虫があらわれて慌てることがないように準備していきましょう。
殺虫剤の3つタイプと効果の違い
殺虫剤といっても、モノによって薬の種類や効果に違いがあります。まずは、殺虫剤のタイプについて知っておきましょう。
【殺虫剤のタイプ1】
接触剤
もっとも多くの商品が販売されているのが接触剤タイプの殺虫剤です。昆虫は水滴をはじくのですが、接触剤は表面から体内に吸収され効果を示します。
直接薬剤を害虫にかけることで効果が現れるタイプです。
薬剤を塗布した場所に害虫が触れるだけで効果があらわれるものもあります。
<使用方法>
- スプレー型
- 燻煙剤
- 設置型
<特徴>
スプレー型は、目の前にあらわれた虫に直接噴射するため、なんといっても手軽さが魅力。一方で、効果の持続性がないのが難点です。
また、虫が大量発生したときに絶滅させることができません。
燻煙剤は、目に見えない小さなノミなどの虫の駆除や、大量発生したときに向いています。
部屋単位で使うことが出来ますが、一部屋だけで使うと害虫が他の部屋に逃げてしまい根絶できないことも。全部屋使うのがおすすめですが、少し手間がかかるのが難点です。
設置型は置いておくだけで効果が現れるのでもっとも楽です。電気タイプの蚊取り線香やゴキブリキャップがこのタイプ。
害虫が触れたあとの即効性が高いのが利点ですが、目の前に害虫があらわれて今まさに退治したいときには不便です。
【殺虫剤のタイプ2】
食毒剤(誘殺剤)
虫の餌の中に毒を入れておき、体内に毒を取り込むことで駆除するのが食毒剤。害虫が餌を食べることで効果が現れます。
食毒剤の中でも特に、虫をおびき寄せる成分を入れているものを誘殺剤とよびます。
<使用方法>
- スプレー型
- 設置型
<特徴>
害虫に対して即効性があるのが特徴。夜行性などで直接見れない虫も駆除できますよ。
害虫が苦手でも動いているところを直接見る必要がないので、虫が苦手な人も使いやすいでしょう。
【殺虫剤のタイプ3】
食毒剤(浸透移行性剤)
基本的に殺虫剤は植物に吸収されてもその場にとどまります。しかし、例外になるのがここで紹介する浸透移行性剤です。
こちらは植物の根、葉から吸収されて、植物内を移動していく薬剤です。
<使用方法>
- スプレー型
<特徴>
植物内を移動していくことが出来るため、薬剤が雨に流されていくことなく、効果が長持ちするのが特徴です。
基本的に農薬系に使われているのが浸透移行剤になります。
こちらは害虫の駆除だけでなく予防にも使えるので、被害に遭う前に使うのがおすすめです。
おすすめの殺虫剤7選
市販の殺虫剤は種類が多くどれがいいのか悩む人も多いですよね。そこでここでは、おすすめの殺虫剤を7個紹介していきます。
【おすすめの殺虫剤1】
アースジェット
まず家庭に一本もっておきたいのがスプレー型の殺虫剤。アースジェットは対象になる害虫が多いので非常に便利です。
- ハエ
- 蚊
- ゴキブリ
- ノミ
- トコジラミ
- ダニ
家によく出てくる害虫は一通りカバーしています。
無香料で刺激も少ないので、殺虫剤独特の香りが苦手な人にも安心です。安価なので、気になるときにどんどん使えるのも便利なポイントです。
【おすすめの殺虫剤2】
おすだけノーマットスプレータイプ
とにかく蚊が嫌いな人におすすめなのが、おすだけノーマットスプレータイプ。
室内では虫除けスプレーを肌にかけたくない人も多いのではないでしょうか。この商品は1回スプレーするだけで薬剤がお部屋に広がって、効果が12時間持続します。
持ち運びが出来る小型サイズなので、家でも旅行先でも使えますね。
また、スプレータイプなので蚊取り線香を使いたいけれども火が気になる方にもいちおしです。
効果についても評判が良いので、蚊が気になる人は一度試してみてください。
【おすすめの殺虫剤3】
おすだけベーブ
コバエなどの小さな虫が気になる方におすすめなのがおすだけベーブ。
1スプレーで24時間効果が続きます。
小さいスプレーですが280回使うことが出来、コスパが高いのが特徴。持ち運べるサイズなので家中の部屋で使えるのが便利です。
殺虫剤ですが香りつきのものもあるので、好みのアロマのものを使えば、お部屋を快適にしながら虫も駆除することが出来ますね。
【おすすめ殺虫剤4】
ブラックキャップ
ゴキブリ退治におすすめの設置型の駆除剤です。
誘殺剤なので、置いたその日からゴキブリに効果がありますよ。
ブラックキャップは餌を食べたゴキブリだけではなく、そのゴキブリの糞を食べた別の個体にも効果があるので、ゴキブリを根絶するにはピッタリなんですよ。
ゴキブリが餌を食べて、巣に戻るときに駆除できるので死骸をみる可能性も低め。
効果は1年続くので、ゴキブリシーズンが来る前に備えておけば安心です。
【おすすめ殺虫剤5】
虫コロリアース 一撃必殺
虫が大量発生してしまった物置部屋や、倉庫などのスペースを一網打尽に出来るのが虫コロリアースの燻煙剤。
12畳くらいまでのスペースならば1つで効果を発揮できます。
ムカデやアリ、ダンゴムシなど家庭によく出てくる害虫は一通り対応しているので安心です。
使っている間は5時間ほど部屋から離れなければいけません。
ただし水を入れるだけで使えるので外出前に使えばそれほど不便ではないでしょう。
虫が多くて駆除が大変な部屋には一度試してみてはいかがでしょうか。
【おすすめ殺虫剤6】
住友化学園芸 ベニカXスプレー
植物によってくる害虫対策をするなら、ベニカXスプレーがおすすめ。即効性が高いので、口コミの評価も高いんですよ。
こちらは浸透移行性剤なので、撒いたあともしばらく効果が続きます。大事なお花や作物を害虫に食べられたくない人は使ってみましょう。
大体2週間を目安に吹きかけると効果を感じることが出来るでしょう。
【おすすめ殺虫剤7】
フマキラー凍殺ジェット
虫は駆除したいけれども、殺虫剤を使うのに抵抗がある人にオススメなのが、フマキラー凍殺ジェット。
こちらは、実は殺虫剤ではありません。
スプレーを噴射すると-85℃の冷気が出てきて、虫の動きを止めて駆除することが出来るのが特徴。
子どもやペットのいる家庭や、プランター栽培の野菜によってきた害虫を退治するのに便利です。
また、カメムシを駆除するときもこのスプレーならば独特の悪臭がしないと人気がありますよ。