【例文あり】Webライターの提案文を完全攻略!必須の8項目を知ってますか?

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「Webライター案件の提案文には何を書けばいい?」
「提案文を書くときの注意点は?」
「参考になる例文を教えてほしい!」

初めまして。Webライターの梅澤です!私は2021年1月にWebライターの仕事を始め、クラウドソーシングサイトで多くの案件を獲得して、1年で月収40万円を達成しました。

案件に応募する際に提出する提案文を磨き上げれば、採用される確率は何倍にもなります。狙った案件を確実にゲットしたければ、提案文に徹底的にこだわるべきです。

この記事では、以下を詳しく解説します。

  • 提案文に盛り込むべき8項目
  • 提案文の例文3選
  • 注意点3選

私が実際に案件を獲得できた提案文をベースにした例文を紹介するので、ぜひお役立てください。

執筆者

梅澤浩太郎

Webライターを始めて1年で月収40万円を達成。Webマーケや人工知能の分野で執筆経験あり。LPとメルマガを組み合わせた仕組み構築が得意。東北大学大学院修了。

編集:沖ケイタ

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Webライターが提案文に盛り込むべき8項目

  • あいさつと自己紹介
  • 最大のアピールポイント
  • 質問への回答
  • 実績や経験
  • 執筆した記事のURL
  • よく調べたうえでの熱意
  • 経歴と資格
  • その他のアピール材料

1. あいさつと自己紹介

提案文の冒頭には、あいさつと簡単な自己紹介を書きましょう。

発注者に「ビジネスマナーを理解していると示す人だ」と感じてもらうことが、あいさつと自己紹介を書く目的です。

だらだらと長文を書く必要はないので、1行か2行で済ませましょう。

クラウドソーシングサイトでは、1件の募集に30人程度が応募することも珍しくありません。発注者は大量の提案文を読む必要があり忙しいので、簡潔な提案文が喜ばれます。

詳しい自己紹介は「プロフィール」にまとめておきましょう。発注者がもっと詳しく知りたいと思えば、プロフィールを見てくれます。

プロフィールの書き方については「【例文あり】Webライターの必須プロフィール項目10選!失注確定の3つの落とし穴」で詳しく解説しています。

2. 最大のアピールポイント

あいさつと自己紹介の後には、いきなり最大のアピールポイントを書きましょう。

なぜなら、冒頭で興味を持ってもらえなければ、提案文を最後まで読んでもらえない可能性があるからです。

逆に冒頭で「この人に依頼したい!」と発注者に感じてもらえれば、提案文の続きを前のめりになって読んでもらえます。

例えば、転職ジャンルの記事執筆の募集で「転職エージェントとして勤務経験が3年ある」と実務経験を書ければ、興味を持ってもらえるでしょう。

他にも「転職ジャンルで50記事の執筆経験がある」といった、実績をアピールするのも有効です。

ただし、採用されたいからといって、嘘を書くのは絶対にいけません。何かアピールできることを探して、興味を持ってもらえるように表現を工夫して書きましょう。

3. 質問への回答

よくある質問
  • ライター歴
  • 納期
  • 対応可能な記事数
  • 1日の稼働時間
  • WordPressに入稿可能か
  • ジャンルでの執筆経験の有無
  • 注意事項を読んだかの確認

募集文には、応募者に対する質問が書かれていることがよくあります。質問を見逃さず、提案文の早い段階で回答を書いておきましょう

提案文をコピペで使い回しており、質問に回答しない応募者も少なくないのが実態です。そのため、質問にきっちり回答するだけで、高評価を得られることもあります。

回答することが大事なので「ライター歴は1ヶ月」「稼働時間は毎日2時間」など、アピールにならないと感じることでも、堂々と書いて大丈夫です。

4. 実績や経験

提案文の冒頭に書いた「最大のアピールポイント」を補足する形で、実績や経験を詳しく書きましょう。

以下のような数字をたくさん盛むことで、発注者が具体的にイメージできるようになり、情報の信頼性も上がります。

盛り込む数字の例
  • 経験年数
  • 執筆した記事数
  • 1記事あたりの文字数

ライターとしての執筆実績だけにこだわる必要はありません

例えば、金融ジャンルの応募であれば「3年前から株式投資をしている」「昨年親が亡くなり、相続を受けた」といった経験は、十分にアピール材料になります。

なお提案文を充実させるには、特定の分野で集中して実績と経験を積み、専門性を高めるのがおすすめです。

専門性を高める方法については「【最短】Webライターが専門性を高める4ステップ!経験者が3つの注意点も解説」で詳しく解説しています。

5. 執筆した記事のURL

実績を証明するものとして、執筆した記事のURLを載せましょう。ジャンルや文字数などが、応募案件で執筆する記事に近いほど良いです。

「このライターに任せればこういう記事を書いてくれるのか」と発注者が想像できるので、記事を見せることは、かなり強力なアピールになります。

たくさんURLを載せても、すべて読んでもらえる可能性は低いため、2記事程度を厳選して載せるのがおすすめです。

実績はあるけれど、自分が書いたと公開することは認められておらず、URLは載せられない場合もあるでしょう。

その場合には「1記事あたり5000文字前後で約20記事執筆した経験があります」などと、数字を盛り込んで書くのがおすすめです。

また裏技として、案件に応募するために自分のブログにサンプル記事を書いて、見せる手もあります。これをやると、案件への本気度が伝わります。

手間と時間がかかるので大変ですが、実績が少ないうちは積極的にやってみましょう。

6. よく調べたうえでの熱意

提案文を複数の案件で使い回しているライターは多いため、その案件でしか書けない内容を盛り込むと、発注者の印象に残ります

特に発注者が所属する会社やメディアについてよく調べて、集めた情報を踏まえての熱意を伝えると効果的です。

掲載メディアがわかるのであれば、公開済みの記事をいくつか読んでみましょう。すると例えば「ライター自身の体験談が多く盛り込まれている」といった特徴がわかります。

それを踏まえて「貴社のメディアはこの点がすばらしいです。私もメディアの発展のために貢献したいです」と熱意を伝えるとよいでしょう。

下調べをすることで、ただ漠然と「一生懸命がんばります」と書くより、はるかに有効なアピールができます具体的な熱意の伝え方は、後ほど例文で紹介します。

7. 経歴と資格

自分がどんなライターなのかを知ってもらうために、経歴も載せておきましょう。どの案件でも経歴に書くことは同じなので、使い回しでかまいません。

ただし、案件でアピールできる要素があれば、詳細を書き加えましょう。例えば、大学の専攻と執筆ジャンルが近ければ、学生のときの研究テーマがアピール材料になるかもしれません。

また、採用に有利になりそうな資格があれば、書いておくべきです。案件と関係の薄い資格しかなければ、書いても読みにくくなるだけなので、無理に盛り込む必要はありません。

8. その他のアピール材料

アピールできること
  • 短納期に対応可能
  • 執筆可能な記事数が多い
  • 専業ライターのため連絡に即返信できる

募集文をよく読めば、発注者がどのようなライターを求めているのかが、わかる場合も多いです。

そのうえで、アピールになりそうなことがあれば、提案文に積極的に盛り込みましょう。

ただし、なんとなく盛り込んでいくと、雑多な印象を与えてしまいます。実績や経験を先に書いたうえで、提案文の最後に付け加えるのがおすすめです。

Webライターの提案文の例文をパターン別に3つ紹介

  • メディアが公開されている場合
  • 質問が多い場合
  • 実績がほとんどない場合

1. メディアが公開されている場合

募集文の内容によって、提案文に書くべきことも変わります。この章では「Webマーケティング」ジャンルの募集について、3パターンの例文を紹介します。

まずは記事が掲載されるメディアが、募集文で公開されている場合の例文です。この場合は、メディアで公開済みの記事をよく読み、提案文に反映させましょう。

初めまして。Webライターの梅澤浩太郎と申します。

私はWebマーケティングの分野で50記事以上の納品実績があります。
そのため本案件でもお役に立てると思い、応募いたしました。

Zoomでの打ち合わせ、WordPress入稿にも問題なく対応できます。

【実績記事】
過去に執筆したWebマーケティング関連の記事を2つ添付します。
記事執筆スキルの参考としてご覧ください。
(1)メルマガの活用法を解説した記事
https://〜〜
(2)ランディングページ作成時の注意点を解説した記事
https://〜〜

【実体験を盛り込んだ記事を執筆します】
メディア「◯◯」の記事を拝見しました。
一般的な知識を紹介するだけでなく、執筆者の体験談が盛り込まれていて、読者に寄り添っている点がすばらしいと感じました。
メディアの方針として、実体験に基づく生の情報を大切にされているのだと推察します。
私は約2年間にわたって、自分のビジネスでメルマガ運用やランディングページ制作などを行ってきました。
そのため、公開済みの記事と同じように、実体験を盛り込んだ記事を執筆できます
貴メディアの発展のために、私の経験をぜひ活用させていただければ幸いです。

【経歴】
・2012年:東北大学大学院理学研究科物理学専攻(修士課程)修了
・2012年~2015年:メーカーに勤務
・2015年~2018年:エンジニアリング会社に勤務
・2018年~2020年:個人事業主
  自らのネットビジネスでWebマーケティングを実施
・2021年~現在:ライターとして活動

私は専業ライターですので、平日も休日も連絡には早めに返信できます。
また、納期にも柔軟に対応可能です。
どうぞご検討ください。

2. 質問が多い場合

募集文に質問がたくさん用意されている場合は、すべてにきっちり回答すること全力を注ぎましょう

質問回答でアピール内容を盛り込めた場合は、あらためて同じことを書く必要はありません。質問への回答後に、書けなかったことを補足する程度で十分です。

初めまして。Webライターの梅澤浩太郎と申します。

私はWebマーケティングの分野で50記事以上の納品実績があります。
そのため本案件でもお役に立てると思い、応募いたしました。
質問事項6点に回答いたします。

(1)過去に執筆した記事
本案件と関連が深いと思われるものを2つ添付します。
・メルマガの活用法を解説した記事
https://〜〜
・ランディングページ作成時の注意点を解説した記事
https://〜〜

(2)ライター経験の年数
2021年1月に開始し、現在3年目です。

(3)マーケティング業務の経験
自らのネットビジネスで、Webマーケティングを約2年間実施した経験があります。
具体的には、以下を実践してきました。
・ブログ運用
・メルマガ運用
・ランディングページ制作
・Facebook広告運用

(4)4000文字の記事執筆に必要な日数
2日程度です。

(5)WordPress入稿に対応可能か
可能です。

(6)Zoomでの打ち合わせに対応可能か
可能です。

【経歴】
・2012年:東北大学大学院理学研究科物理学専攻(修士課程)修了
・2012年~2015年:メーカーに勤務
・2015年~2018年:エンジニアリング会社に勤務
・2018年~2020年:個人事業主
・2021年~現在:ライターとして活動

私は専業ライターですので、平日も休日も連絡には早めに返信できます。
また、納期にも柔軟に対応可能です。
どうぞご検討ください。

3. 実績がほとんどない場合

Webライターの仕事を始めたばかりの時期には、誰でも実績がありません。

過去の経験などから少しでもアピールになることを探して、表現を工夫して書きましょう。

転職ジャンルで「実績として公開不可の案件」での執筆経験しかない、副業ライターの場合の例文を紹介します。

この場合でも、Webマーケティングジャンルの案件に応募は可能です。

初めまして。Webライターの梅澤浩太郎と申します。

私は所属する会社にて約3年間、公式Webサイトの運営を任されてきました
サイト運営を通じてWebマーケティングについて勉強し、工夫を重ねてきた経験があります。
そのため本案件でもお役に立てると思い、応募いたしました。

【Webマーケティングの経験】
サイト運営にあたっては、例として以下の施策に取り組んできました
・SEO
・MEO
・リスティング広告
・Twitter運用

いずれも始めてすぐにはうまくいかず、試行錯誤を繰り返してきました。
そのため、一般的な知識を並べただけではない、実体験に基づいた深い内容の記事を執筆できることが強みです。

【執筆実績】
転職ジャンルでの執筆経験があります。
4000文字程度の記事を5記事納品し、高評価をいただきました。

【経歴】
・2012年:東北大学大学院理学研究科物理学専攻(修士課程)修了
・2012年~2015年:メーカーに勤務
・2015年~現在:エンジニアリング会社に勤務
・2023年5月~:ライターとして活動

修正依頼には何度でも対応いたします。
また、納期や記事に求められる条件は厳守いたします。

ご要望にそえるよう、精一杯お仕事させていただきますので、どうぞご検討ください。

Webライターの提案文の注意点3選

  • 簡潔に読みやすく書く
  • 初心者とは書かない
  • 「勉強したい」は不要

1. 簡潔に読みやすく書く

発注者は大量の提案文を次々に読んでいます。そのため「読みにくい」と感じられてしまうと、すぐに次の提案文に移られる恐れがあります。

ライターの選考では、提案文からもライティングスキルを判断されていると考えて、読みやすさにこだわりましょう。

案件とは関係のないことを書くのは控えて、簡潔にまとめるべきです。

また、情報を列挙する際には「箇条書き」を必ず使いましょう。視覚的に見やすくなるので、提案文全体の印象が良くなります。

2. 初心者とは書かない

提案文には「初心者」や「経験が浅い」といったことは書かないようにしましょう。なぜなら、発注者は仕事を安心して任せられる人を探しているからです。

本当に初心者なのだとしても、自分が不利になることをわざわざ提案文に書くべきではありません

書きたくなるのは「初心者だから失敗しても許してね」と、言い訳を準備しておきたい気持ちがあるからだと思います。でも、初めから逃げ道を作ってはいけません。

私も最初の案件を獲得したときは「本当にできるのかな…」と不安がありましたが、一生懸命にやったらなんとかなりました。

Webライターになるためにある程度の準備をしたら、あとは自信を持って提案しましょう。

当ブログでは運営者の沖ケイタが執筆したKindle本「Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ」を無料で公開しています。

ぜひ、こちらもお役立てください!

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3. 「勉強したい」は不要

「この案件を通して勉強したい」「成長したい」といったことを提案文に書くのはやめましょう。

なぜなら、発注者はライターを育てるために依頼するわけではなく「文章執筆のプロ」として、仕事を進めてほしいだけだからです。

「勉強したい」気持ちがあるのは悪いことではありませんが、提案文に書く必要はないといえます。

たとえ初心者であっても、発注者に貢献する意識を持って、提案文に書く内容を決めましょう。