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【書評】「東大から刑務所へ」で堀江氏・井川氏が語る獄中のリアル

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ライブドア事件で懲役2年6ヶ月の判決を受けた堀江貴文氏。会社から106億円以上の金を引っ張り、それをカジノに使い込んで逮捕された井川意高氏。

そんな東大出身かつ獄中経験者という異色の経歴をもった2人の対談がまとめられた書籍「東大から刑務所へ (幻冬舎新書)」が発売されたので読んでみました。

人生の絶頂とドン底を味わった2人のリアルがここにはある!

東大から刑務所への概要

堀江氏は福岡の田舎出身の実業家。中学時代からバイトをやりくりしながらお金を貯めて買ったパソコンに熱中。後にライブドアを立ち上げ、日本を驚かせます。

一方、井川氏は大王製紙創業家の長男として生まれた御曹司。幼少からスパルタ教育を受けてエリート街道を歩み続けて大王製紙の会長の座についた人です。

そんな対照的な2人が獄中でのリアルや逮捕前の出来事などを語ったのが「東大から刑務所へ」なのですが、本当に生々しいエピソードばかりです笑

  • とにかく薄味!刑務所での食事のヤバさ
  • 超理不尽な刑務所での謎のルール
  • シャブ中と性犯罪者と殺人犯が同居する刑務所ライフ

話の途中にはいわゆる刑務所の業界用語なども交えながら本当にリアルに語られています。

その中で2人は何を思い、何を学んだのか?
最後まで飽きることなく読むことがでいました!

井川「残念ながら日本はヤバい国なのだ」

堀江:刑務所に入るなんてオレにはありえない。所詮は他人事だ」と思っているだろうけど、全然そんなことない。検察からにらまれたら、どんな小さなホコリでも探し出されて罪人にさせられてしまう。(中略)

井川:私もそう思う。残念ながら、日本はそういうヤバい国なんだよね。

堀江氏逮捕前の東京地検特捜部とのやり取りですが、衝撃的なエピソードばかりです。

どのような事件で立件されるかわからない状況で堀江氏は弁護士から強制わいせつなど無関係の事件をでっちあげられて攻められる可能性もあるとアドバイスされたそうです。

そして実際に検察側では「堀江貴文氏に関係する700人の女性リスト」といものが作られていたらしいですw

まじかよ。日本ヤバすぎだな…
明日は我が身。全く無視はできない話ですよね。

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堀江「ドンペリよりも運動後の麦茶の方が美味しい」

堀江:運動後にゴクっとやる刑務所の麦茶は、ドン・ペリニヨンやクリュッグにも勝るかもしれない

刑務所内では唯一の楽しみが食事らしいのですが、その食事ですら美味しいものとは言えなかったようです。特に井川氏がいた喜連川刑務所はとにかく飯がマズかったとか。

そんな獄中での常識が覆える食事事情は本当に読んでいておもしろい。

ちなみに井川氏は刑務所にいる間で体重が20キロも落ちたのだとか。

井川:もし再び90キロ越えみたいなことになったら、もう1回ムショに入れば話が早い。

こんな冗談を飛ばせちゃう井川さんさすがですw

井川「逮捕のおかげで私は日本賭博史に名前を残せた」

井川:経営者から失脚してかえって良かったよ。会議室でエグゼグティブとしてバリバリ働いているよりも、ヤクザな生き方、傾奇者として歌舞いてる生き方の方が、本来の井川意高だったのかもしれない。

普通は逮捕されて刑務所に入れられたりしたら「あー人生終わったな」って思ってしまうはず。けど井川さんは逆に逮捕のおかげで経営者を失脚して良かったと言っています。

一見、不幸とも言える出来事を、ここまでをエネルギーに変えられる人は凄いなと感じました。まさに不死身ですね。

東大から刑務所へ (幻冬舎新書)」では他にも刑務所内の衝撃エピソードや2人が獄中で学んだ学びがたっぷり収録されています。

ぜひ手にとってみてください。

井川意高氏の自伝「溶ける」も気になる!

すっかり井川ファンになってしまった僕は井川氏の自伝「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 (幻冬舎文庫)」もkindleで即購入。こちらも大ヒットの1冊のようです。

今から読むのが楽しみです(・ω・)ノ