「大学生でもWebライターとして稼げるの?」
「Webライターを始める方法を知りたい!」
「授業と並行して取り組める?」
私は「だいと」という名前で活動している大学生Webライターです。学生の傍ら毎月20万円程度を安定して稼いでいます。
結論から言うと、Webライターは大学生にめちゃくちゃおすすめな働き方です。バイトをするくらいなら、Webライターでスキルと経験を積みながら、大きく稼いだ方が絶対に得です。
理由は以下の5つです。
おすすめ理由
- 時間や場所に縛られずに働ける
- 文章力が身につく
- 実績のある人と関われる
- 就職以外の選択肢を選べる
- 就活で目立てる
各理由はこの記事のなかで詳しく説明します。その他にもこの記事では以下の内容について実体験に基づいて解説しています。
- 仕事内容や報酬
- 大学生に特におすすめな理由
- Webライターを始める手順
- 大学生でもしっかり稼ぐコツ
- 注意点
これからWebライターに挑戦したい人は、ぜひ最後までご覧ください。
Webライターの概要を30秒でサクッと解説

- 仕事の内容
- 報酬体系
- 働き方
仕事の内容
Webライターとは、その名の通りWeb上にある記事を書く仕事であり、以下のような職種があります。
- SEOライティング
- インタビューライティング
- YouTubeの台本制作
- セールスライティング
- コピーライティング
ゼロから始めるのであれば、最も案件数が多く他の仕事にも応用が効きやすいSEOライティングに取り組むのがおすすめです。
SEOライティングとは?
ユーザーが抱える悩みを解消して、記事をGoogle検索結果に上位表示させるための施策。たとえば「腰痛 治し方」というキーワードを渡された場合、腰が痛くなる原因やおすすめの対処法などを解説し、ユーザーに有益だと感じてもらえる記事にします。
ある程度ライティングスキルが高まってきたら、他の案件を獲得して仕事の幅を広げる選択肢もあります。
報酬体系
- 文字単価
(例)単価1円×3000文字=3000円 - 記事単価
(例)単価4000円×2記事=8000円 - 時間単価
(例)時給1500円×2時間=3000円
一般的には文字単価の案件が多いです。
バイトと違い、働いた時間ではなく納品物(記事)に対して報酬が支払われます。
最初は時給換算すると数百円ですが、慣れてきてスキルが身につくと2000〜3000円レベルまでいくのでそこを目指しましょう。
働き方
- オンラインの案件がほとんど
- 必要なものはパソコンだけ
- 好きな時間に働いてOK
場所と時間に縛られずに働けるので、大学の空きコマなどのスキマ時間を活用して稼げます。
必要なものもパソコンだけなので、大学生でも始めやすいです。
大学生Webライターの5つのメリット

- 時間や場所に縛られずに働ける
- 文章力が身につく
- 実績のある人と関われる
- 就職以外の選択肢を選べる
- 就活で目立てる
1. 時間や場所に縛られずに働ける
居酒屋やスーパーのアルバイトをするとなると、店舗に出勤しないと働けません。
対して、Webライターは納期さえ守ればどこで仕事をしても問題ないので、家やカフェで深夜・早朝に限らず自由に働けます。極端な話、旅行しながらでも仕事をすることが可能です。
実際私も、授業の合間や放課後などの隙間時間を活用して仕事をしています。アルバイトをしていたときは大学から移動しなければならなかったので面倒でしたが、今は快適な環境で収益を得られているので幸せです。
2. 文章力が身につく
Webライターは読者の悩みを解決するために記事を書くので、必然的に難しい物事を噛み砕いて説明する力が身につきます。身につけた文章力は仕事だけでなく、以下のような状況でも活用できます。
- 大学のレポート
- 履歴書
- チャットアプリでの会話
- プレゼン
実際に私も、2000文字程度のレポートであれば30分あったら終わるようになりました。Webライターを始めるまでは1時間以上かかっていたので、作業効率が2倍以上に跳ね上がったといえます。
また、友達とLINEでメッセージをするときにも、文章がわかりやすいと褒められた経験もあります。
3. 実績のある人と関われる
一般的な大学生であれば、友達やバイト先の社員さんとしか話す機会はないでしょう。Webライターで実績を残せば、ブログやビジネスで成功している人と話す機会が増えます。
実際に私も、会社を経営している方やブログで月に100万円以上稼いでいる方達にお会いする機会がありました。
若いうちから成功者と会話をすると自分の視座が高まりますし、周りの大学生とは違った視点で物事を見られるようになります。
自分が悩んでいることの相談もできるので不安の解消につながり、よりスキルアップできるようになるでしょう。
4. 就職以外の選択肢を選べる
大学生は、卒業すると会社へ就職するのが一般的です。しかし、大学生のうちからWebライターをしていれば、会社に勤めるのではなくフリーランスとして働けます。
そのままライターとしてのキャリアを歩む方法もありますが、これまでの活動で得たビジネススキルを活かして、経営者になることも可能です。もちろんスキルを磨くことは重要ですが、就職が嫌な大学生にとっては大きなチャンスです。
5. 就活で目立てる
Webライターとして独立せず就職する道を選んだとしても、今までの経験は必ず活きてきます。ほとんどの大学生がバイトやサークル活動に明け暮れているなか、Webライターとして個人で収入を得ていた経験は、面接官から見ても魅力的です。
よく聞かれる「学生時代に力を入れたこと」という質問に対して、他者と差別化できるのでいい意味で目立てます。実際に、私がインターンや採用面接でWebライターをしていることを伝えると、社員の方は驚いていました。
また、時給労働ではなく自分一人で収入を得ているのは、これから生きていくなかで自信にもなります。
【体験談】大学生Webライターの実態

収入の目安
Webライターの収入は、文字単価または時給で収入を決められるのが一般的です。
初心者の頃は文字単価1円から始まるケースが多く、文章力が高まってくると1.5円、2円と単価が上がっていきます。
たとえば、文字単価1円で5,000文字の記事を書くと、5,000円が報酬としてもらえます。月に20記事書いた場合、10万円稼げる計算です。
時給制であれば1,100円〜1,500程度の案件が多く、求人サイトを運営する求人ボックスの調査によると、Webライターの平均時給は1,097円だとわかりました。
Webライターとして稼ぐためには、文字単価で収入が決まる案件がおすすめです。知見やスキルが高まると執筆時間が早くなり、少ない時間で多くの記事を書けるようになるためです。
私は文字単価の案件を多く受注しているため、大学の隙間時間で仕事をしても毎月20万円程度を安定して稼いでいます。
スケジュール
9:20 | 起床・準備・朝食 |
9:50 | 通学 |
10:30 | 仕事 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 授業 |
16:30 | 仕事 |
21:00 | 帰宅・夕食・風呂 |
22:00 | 仕事 |
24:00 | 自由時間 |
26:00 | 就寝 |
大学生がWebライターを始める際に不安なのが、授業との兼ね合いでしょう。私は授業の合間や放課後を活用して、毎日5〜8時間程度の作業時間を確保しています。
学校が休みの日は平日よりも余裕ができるので、週に換算すると40時間程度は仕事をしています。多いと感じるかもしれませんが今の作業時間で20万円の月収なので、単純計算すると20時間の労働でも10万円は稼げます。
多くのお金を稼ぎたい大学生にとって、Webライターは最適な仕事といえるでしょう。
【女子大生の体験談】
Instagram運用で有名なあおさんも元Webライター

私以外の大学生Webライターの事例も紹介します。Instagram運用で有名なあおさんも最初はWebライターでした。
元々はパン屋さんでバイトをしながらブログを書いていたのですが、あまり稼げなかったのでWebライターにシフト。「Writing Hacks」で学んで初月で5万円、2ヶ月目で10万円を稼いでいました。
今はWebライター時代のライティングスキルを活かして、Instagramで月7桁稼いでいます。すごすぎる。
月5万円を狙える!大学生がWebライターを始める手順5ステップ

- ライティングの基礎を学習する
- ポートフォリオを作成する
- プロフィールや提案文を作り込む
- 積極的に応募する
- 記事を執筆する
1. ライティングの基礎を学習する
- 本
- YouTube
- Webサイト
- オンラインスクール
人によって頭に入りやすい勉強方法は異なるので、ご自身に合ったものを実践してみるのがおすすめです。
まずは無料でできることから始めて、興味が持てそうだったりもっとスキルを高めたいと思ったりした場合は、有料のスクールに入るのもひとつの手です。
僕は「Writing Hacks」という講座で勉強をして、Webライターの基礎を固めました。
私は2ヶ月ほど基礎学習に充てていましたが、今考えるともったいないと感じます。いつまでもインプットしていても収益につながらないので、2週間程度で基礎を固めて次のステップに進むのがおすすめです。
2. ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは?
自分の実績やできることをまとめたページ。大学生に限らず駆け出しのWebライターは採用されにくいので、自分の実力をわかってもらうためにも準備しておきたい。
ポートフォリオを作成するには、まずブログを開設する必要があります。ブログを開設するのであれば、カラフルボックスがおすすめです。
- 毎月のようにお得なキャンペーンを行っている
- 豊富な料金プランがある
- 表示速度が速くストレスがない
- 自動でバックアップしてくれる機能がある
- 災害リスクに強い
詳細は「カラフルボックス歴2年が評判・口コミを忖度なく解説!メリット6つ・デメリット2つ」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ブログの設定が完了したら、今まで学習してきたことを実践しつつ10記事程度書いてみましょう。そのなかから3記事程度をピックアップして、ポートフォリオとして掲載します。
ここに掲載する記事で採用の合否が決まるので、自分にできる精一杯の高品質な記事を用意しましょう。
3. プロフィールや提案文を作り込む
いくら実績やスキルのあるWebライターであっても、プロフィールや提案文が不十分だとなかなか仕事をもらえません。
- 氏名
- 実績
- ポートフォリオ
- 稼働時間
- 得意ジャンル
- 保有資格
- 経歴
この他にも、クライアントが欲しそうな情報は積極的に入れ、相手の目線になることが重要です。
たとえば「急募」の案件であれば「すぐにでも対応可能です」と付け加えるだけでも、採用確率は大幅に上がるでしょう。
4. 積極的に応募する
Webライターの案件を獲得する方法として、クラウドソーシングサイトやSNSがおすすめです。
クラウドソーシングサイトとは?
受注者と発注者をつなげるマッチングサイトです。有名どころでいえば、ランサーズやクラウドワークスが挙げられ、未経験者向けから上級者向けまで多くの案件が掲載されています。
SNSの場合、TwitterやInstagramを使って「#ライター募集」と検索すると多くの案件が出てきます。私は、多くの案件をTwitterから獲得してきました。
いろいろな案件がありますが、駆け出しの頃はあまり採用されないためできそうな案件には積極的に応募しましょう。切羽詰まっているクライアントであれば、早く応募しただけで仕事を任せてもらえる可能性もあるためです。
5. 記事を執筆する
Webライターの案件では、マニュアルと呼ばれる記事のフォーマットや守るべきルールが書かれた資料を渡されるケースがほとんどです。これを入念に確認すれば、初心者であってもある程度文章の形になります。
逆にマニュアルに違反するとクライアントからの評価は下がるので気をつけてください。
初めての案件はわからないことだらけかもしれませんが、まずは自分で調べる癖をつけましょう。どうしてもわからなければ、クライアントに質問するのがおすすめです。
記事を執筆し終えたら指定された方法で納品して案件は終了となり、文章のクオリティが高ければ継続となるケースが多いです。続けて仕事を依頼される際も、初心者の気持ちを忘れずに丁寧な仕事を心がけましょう。
大学生がWebライターとして稼ぐためのコツ3選

- 定期的にブログを更新する
- 手数料のかからないプラットフォームを使う
- 専門ジャンルに特化する
1. 定期的にブログを更新する
ブログは自分の実力の証明になるので、120%の気持ちで執筆するのがおすすめです。
毎日手をつけるのはしんどいかもしれませんが、1日10分でも1年間継続すれば大きなスキルアップになります。その他にも、メディアの売上が高まる施策がわかったり、発注者目線になれたりとメリットがたくさんあります。
Webライターがブログをやるべき理由は「【実例あり】全Webライターが今すぐブログを始めるべき5つの理由」で解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
また、公開の許可をもらえた記事があれば、そちらもポートフォリオに実績として掲載しましょう。自身のブログではなく企業のメディアに掲載されている記事があることは、発注者からしても好印象です。
2. 手数料のかからないプラットフォームを使う
クラウドソーシングサイトは未経験者でも取り組みやすいのがメリットですが、手数料が取られてしまうデメリットがあります。
たとえば手数料が10%ある場合、10万円稼いだとしても9万円しか手元には残りません。手数料のあるプラットフォームを利用すると、たとえ高単価を受注できたとしても収入が減ってしまいます。
SNSを活用したり企業に直接営業したりすると、無駄な費用がかからず単価が全て報酬となります。安定的な収入源にもなるので、実力がついたらクラウドソーシング系以外の方法も活用してみるのがおすすめです。
私が大学に通いながら20万円近く稼げているのは、手数料のかからない方法で案件を受注できているからです。
3. 高単価ジャンルに特化する
- 恋愛
- 金融
- 英会話
- 転職
- 通信
これらのジャンルは広告費用が高いので、ライターへの報酬も高めに設定されているケースが多いです。
ジャンルを特化すると知見が溜まり執筆時間も短くなるので、大学生であっても効率的に収入を伸ばせます。まずは自分が好きなジャンルを考えて、相乗効果を見込めるか検討してみてください。
大学生がWebライターとして働く際の注意点3選

- 一人のビジネスパーソンとして見られる
- 休みたいときに休めない場合がある
- 確定申告する必要がある
1. 一人のビジネスパーソンとして見られる
居酒屋やスーパーのアルバイト気分でWebライターを始めるのはNGです。友達と和気あいあいと収入を得たいのであれば、違う仕事をしたほうが自分のためにもなります。
Webライターは一人のビジネスパーソンとして仕事をするので「大学生だから」という言い訳は通用しません。他の人のチャットやビジネスマナーについて調べて、失礼のないような態度を心がけましょう。
2. 休みたいときに休めない場合がある
好きなときに仕事ができるのがWebライターの特徴ですが、納期があるのでクライアントの都合によっては休みの日に稼働する必要が出てきます。友達と遊ぶ約束をしていたとしても、修正に対応しなければなりません。
プライベートと仕事をうまく切り分けるのは、納期より早めに納品したりあらかじめ稼働できない日を決めておいたりするのが有効です。
実際に私も、駆け出しの頃はオンとオフの切り替えが上手にできず、クライアントに迷惑をかけたこともありました。しかし今は日曜日を休日とすることで、公私混同せずうまく仕事ができています。
仮に体調不良や急用で稼働できなくなったとしても、早めに連絡すると穏便に済むケースが多いですよ。
3. 確定申告する必要がある
Webライターの所得は雑所得に分類され、年間20万円を超えたら確定申告の義務が生じます。
所得とは?
収入から必要経費を差し引いたもの。たとえば、年間収入が20万円だったとしても、必要経費が5万円だった場合所得は15万円なので、確定申告の義務はありません。
また、年間所得が48万円を超えると親の扶養から外れるので、事前に相談しておくと安心ですよ。