「フリーランスのWebライターになりたい」
「フリーランスになるには何から始めれば良いかわからない」
「Webライターとしての収益が伸び悩んでいる」
「Webライターはもう飽和状態で稼げない!」なんて言われることもありますが、そんな言葉とは裏腹に月収100万円以上稼いでいるWebライターたちが実はたくさんいることを知っているますか?。
この記事では、そんなWebライターの実態に迫るべく独立して約1年で月収100万円に到達した原ちあきさんを徹底取材しました!
- フリーランスWebライターの一日
- 原ちあきさんの収益推移
- 0からフリーランスWebライターになる方法
- 稼げるフリーランスがやっていること
などを教えていただきました!「Webライターで独立してがっつり稼ぎたい方」にとって必見の内容となっているので、最後までお読みください。
月収100万円Webライターの1日のスケジュール


でも住む場所を変えないなら、自宅に環境を整えるべきと思っています。メリットは大きなモニターが使えるという点です。Webライターは調べ物をしながら書く機会が多いので、調べた結果をモニターに写しながらパソコンで執筆作業すると効率が良いです。


クライアント(依頼主)さんに対応する時間は読めないので、日によって変動する部分が大きいです。


仕事時間を安定させたいなら、まずはライターに専念することがおすすめです。ライティングの仕事は納期が決まっているので、予定が立てやすいからです。


社会人経験がないままフリーランスになると、仕事の仕方もわからないし「いきなりヨーイドンで海に出ていく」感じになります。社会人経験があったほうが、仕事の管理は上手なのかなと思います。
月収100万円Webライターになるまでのフリーランス収益推移
原ちあきさんが経験0からフリーランスWebライターとしてスタートして、月収100万円を達成するまでの道のりを4つの段階に分けました。
時期 | 収益 | |
第1段階 | 初月 | 20万円 |
第2段階 | 2〜5ヶ月目 | 30〜45万円 |
第3段階 | 6〜12ヶ月目 | 50〜60万円 |
第4段階 | 12ヶ月目以降 | 100万円 |
それぞれのフェーズについてお話を伺いました。
【第1段階】
初月:20万円


単価の低い案件でも積極的に応募して合計で1ヶ月で14万文字ほど執筆しました!


そうですね。この時はとにかく文字を書くことに慣れたかったので、記事の執筆以外にも色んな仕事を受けました。
- コラムの執筆
- 店舗紹介
- 半分はデータ入力のような仕事
正直に言って単価はあまり良くなかったですが、手を抜かずに取り組んだおかげで後の大きな仕事に繋げることができました!
【第2段階】
2〜5ヶ月目:30〜45万円

やり取りするクライアントごとに違った指摘を受けるので、ここでライターとしてのスキルが伸びたと思います。
また、自分の執筆ジャンルを広げて、どんどん高単価の案件にも挑戦しました。この時期からは単価が合わない案件は、こちらから思い切ってお断りしていました。
ただ月収45万円の時に、そろそろ収益の限界を感じ始めたんですよね…


その視点でもう一度、自分の仕事を振り返った時に「単価が大きくても作業量が多い」「時給で換算すると割のよくない」案件があると気づいて考えを改めました。

確かに単価ばかり意識している人は多いですよね。

でも、ゴールは文字単価を上げることじゃなく自分の時給を上げることです。そこを見失っている方が多いと思いますね。
【第3段階】
6〜12ヶ月目:50〜60万円


ディレクター業記事1本あたりの単価は低いですが、1本あたり30分ほどで業務が完了するので、時給はライターと比べてアップします。
ディレクターを始めると月収5〜60万円で収益が安定するようになってきました。
Webライターとして、とにかく文字単価を突き詰めていくのもいいですが、ディレクター業を行うこともステップアップの1つの選択肢に入れてもいいかもしれません!

ディレクター業を始める際のコツなどありますか?

最初は慣れている方と仕事をしたほうが、やり取りがスムーズになるのでおすすめです。
【第4段階】
12ヶ月目以降: 100万円


最初は1案件だけだったのですが、いまでは6〜7案件のディレクター業務を担当しています。最近はディレクター業務の方が中心で本当に単価の高い案件だけライティングをするという感じですね…!

0からフリーランスWebライターになるための4STEP
完全未経験から月収100万円以上のWebライターになるまでの道のりを、ちあきさんの経験から4STEPに分けて教えていただきました。
- まずはライティングスキルを学ぶ
- 色々な案件の仕事を受ける
- 単価を上げてクライアント・ジャンルを絞る
- ライターから派生する仕事を考える(ディレクター業など)
STEP1. ライティングスキルを学ぶ

当たり前ですがライティングスキルがないと高単価の案件はとれません。たまに文字単価0.2円で「学びながら成長できる環境です」みたいな案件があったりしますが、実際は分厚いマニュアルがあるだけという例がほとんどです。
なので、やはり最初は自分で時間を使って勉強するのがおすすめです!


ライティング関係の書籍を1冊読むか、私がサブ講師を務めるオンライン講座のWriting Hacksを受講するのがおすすめです。
そして、インプットを増やすために良質な記事を読んでください。アウトプットの場としてブログを書くのもおすすめです。更にできれば文章力のあるライターさんから添削を受ければなお良いです。私の場合は、沖ケイタさんから学んで一気にスキルが上がっていきました。
- 書籍を読む
- 良質な記事を読む
- ブログ(記事)を書く
- 添削を受ける
をまとめてやるのが良くて、この4つをまとめてできるのがWriting Hacksです!

STEP2. 色々な案件の仕事を受ける

インプットも大切ですが、ある程度自分の中で区切りをつけて同時平行で仕事もこなしていきましょう。やはり実際の仕事でしか得られない経験も重要です!


個人的にはあまり選り好みせずに何でも受けてみると良いと思います!自分の書けそうなジャンルだけ書くと案件の数が絞られてしまうので。
そこでどうしても合わないジャンルは諦めて、調べればなんとか書けるジャンルは続けてみましょう!
受注するクライアントの数も増やしたほうが良いです。


クライアントにも色々なタイプがいるので単純に見る目が養われます(笑)。自分に合う合わないもありますが、相手のタイプにマッチした対応の仕方も何となくわかるようになります。
もちろんライティングのスキルも大切ですが、クライアントと適切にコミュニケーションをとりながら仕事を進めていくこともとても重要です。
そういった力を身につけるためにも仕事を通して色々なクライアントに接していきましょう。
STEP3. クライアントと執筆ジャンルを選べるようにする

STEP1とSTEP2をゴリゴリとこなしていけばライティングスキルは申し分なくなり、継続の案件も増えてきて基本的に仕事には困らなくなってきます。
また同じジャンルの記事を書き続けていると周辺知識が身についてくるので自然と執筆時間も短くなります。なので、そういった案件は残しつつも、徐々に工数がかかりすぎて割に合わない案件はお断りするようにしましょう。
ここまで行くとWebライターだけで月収50万が見えてきますね。

仕事を断るというのは、なかなかハードルが高いですね。

自分から仕事を断るのは勇気がいるかもしれませんが、いつまでも安請け合いしていては自分の報酬は上がりません。逆にお断りの連絡をすると「単価を上げるから書いてくれ」と言われることもあります!
勇気をもって仕事を選べるようにしましょう!
STEP4. ディレクター案件に挑戦してみる

自分の下にライターさんを雇って大量記事の案件でもこなせるようにして、自分は編集側に回る働き方です。


ライターの管理はクライアントにとっても面倒です。工数が掛かるので「私に任せてもらえれば一気に100記事納品します」といった営業は大きな武器になります。
クライアント側で減った工数が自分の収益になります。相手がやりたがらない仕事をすると収益が増えやすいです。

稼げるフリーランスWebライターが守るべき鉄則5選
稼げるWebライターが守るべき5つの鉄則について、ちあきさんに教えていただきました。
- 「納期」や「ルール」など当たり前のことを守る
- 時間単価を意識する
- 頼みやすい人になる
- 不満を言わない
- 失敗を受け入れて改善する
1. 当たり前のことを守る


1つ目は「当たり前のことを守る」です。「納期」やクライアントから指示が出ている記事作成の「ルール」などが守れない人は、その後の仕事を依頼されることがありません。


たくさんいます。ディレクターの立場で言えば「もう辛い」です(笑)
クライアントの負担を減らせる人は喜ばれるので、ルールを守ることは重要です。
2. 時給を意識する

例えば、私が普段受注している仕事の平均文字単価に対して、半分の文字単価の仕事を1件だけ受けています。
実は文字単価が少ないの仕事のほうが、執筆時間で換算すると稼げるケースがあるんです。理由は、先ほどの文字単価が少ない仕事はリサーチが必要ない記事で、文字単価が2倍の記事の半分未満の時間で執筆できてしまうからなんです。


特にフリーランスは始まる時間も終わる時間もありません。1個の仕事にどれぐらいの工数がかかるか把握していない方が多いです。
「この仕事に何時間かかった」とか記録を取ってあげるのはすごく良い取り組みです。
3. 頼みやすい人になる

頼みやすい人になっていれば「緊急案件」といった納期は短いが単価が高い仕事を頼まれるケースも増えてきます。
そうやって信頼を積み上げていけば、仕事の依頼も増えて稼げるようになります。


4. 不満を言わない

クライアントさんは見ているので、そういう人は印象が悪くなります。


とはいえ、提案であればもちろんOKです。単価交渉が必要な場面もありますしね。「もっといいやり方あるんですが、どうですか?」みたいな前向きな言い方で伝えましょう。
5. 失敗を受け入れて改善する

失敗した時は
- 「誠心誠意クライアントさんに謝罪する」
- 「そして原因と解決策を説明する」
- 「そして改善策を愚直に実行する」
これが大事です。

かつ改善していくことが大事なんですね。

Webライターとしてフリーランスになるメリット6選
- 働く場所を選べる
- 働く時間を選べる
- 他のスキルとの掛け合わせで稼げる
- 即金性がある
- 働いた分だけ成果になる
- ディレクター業務などと掛け合わせれば1年で月収100万円も夢ではない
1. 働く場所を選べる



やはり好きな場所で働けることは魅力ですか?

また、満員電車に乗らなくても良いことも、フリーランスの良さだと思います。

2. 働く時間を選べる

フリーランスになって早起きする必要がなくなったのは、私としては嬉しかったですね(笑)

仕事の開始と終了の時間が決まっていないのは、会社員との大きな違いですよね。

好きな時間に働けることは、大きなメリットだと思います。
ただ、もちろん自己管理は必要で、毎日ダラダラと過ごすのはダメだと思います。

フリーランスで働くということは「自由な中にも責任がともなう」ということですね。
3. 他のスキルとの掛け合わせで稼げる



例えば、ライティングと動画編集のスキルと掛け合わせると「台本作成まで受注できる動画編集者」になれます。Web デザインと掛け合わせると、 ランディングページを1人で作れるデザイナーになります。
「ライター×〇〇」といった仕事が多いので、ライター単体で仕事がなくなっても、他の仕事との掛け合わせで潰しがきくのがメリットだと思います。


フリーランスの他の仕事との相性が良いので、Webライターからスタートするのが良いと思っています。
4. 即金性がある

Webライターは納期が短くてすぐにお金が入ってくるので、そこはメリットです。


発注先の企業に常駐する案件であれば、継続的に収入が得られる場合もあります。もし在宅で働きたいのであれば、Webライターの即金性の高さはメリットです。

会社員として稼ぐお金とフリーランスとして稼ぐお金って、実感が違うと言いますからね。
5. 働いた分だけ成果になる

Webライターは時給制の仕事とは違って、記事の納品数・文字数に応じて収入が決まります。
つまり固定給ではないので、書いた記事の分だけ稼げるということです。
自分のがんばりに応じて成果がでるので、その分モチベーションが上がりますよ!

自分の努力が報酬という形で目に見えると、やる気が出ますよね!

ここが会社員の方との大きな違いで、努力が報われやすいというのもフリーランスのメリットです。
また、Webライターとして経験を積んで執筆のスピードが上がれば、1時間あたりの収入も上がっていきます!

先ほどおっしゃっていた「時間単価を意識する」ということですね。
6. ディレクターになれば1年で月収100万円も夢ではない



でも、そこからステップアップしてディレクター業務なども並行して行うようになると、月収100万円も夢ではありません!

Webライターと相性の良い仕事には、どのようなものがあるのですか?

他にもホームページのデザイナーさんと組んで、文章部分を作成する仕事も請け負うことができます。
このように活躍の場が広がっていくのも、Webライターならではのメリットだと思います!
Webライターとしてフリーランスになるデメリット3選


- 仕事がないと不安になる
- 定休がないので気が休まらない
- 最初は低単価の案件が多い
やっぱり、仕事がないと病みがちになります。ただ逆に仕事があっても「定休がなくて気持ちが休まらない」ということもあります(笑)

やはり単価の高い仕事を取っていくのって難しいものですか?


現役フリーランスWebライターへ5つの質問
最後にちあきさんに「フリーランスWebライターを目指す上できになること」を質問してみました!
1. ライター業とディレクター業どちらにやりがいを感じますか?

ライター業は自分自身で記事が書けるのでそういうところではすごく楽しい。ディレクター業は「大きな成果に結びつきやすい」ことと「ライターさんの成長を感じられる」ことがやりがいですね。


2. 集中するためのルーティーンなどありますか?



3. Webライターとして成長するための仕事の受け方について


もしそこで仕事がなくなった時に対応できなくなっちゃうんです。
なので一箇所から全ての仕事を請け負うのはあんまりお勧めしていなくて、私も「沖プロディレクターです」って言いながら、外でも仕事を取っているんです。
4. 今後もWebライターが活躍する市場が続きますか?

どんな仕事でも文字を書いて何かを準備しなければならないことはすごく多い。だから例えば Web の記事というものの需要が落ちてきて、記事を作る仕事自体は少なくなるかもしれない。
それでも代替で出てくる何かを作るための仕事は、土台にライティングのスキルが必要です。


私も良いライターさんが増えてほしいって思っています。そういった意味でもまだまだチャンスがあります。

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どうも新米Webライターのゆうすけです!本日はよろしくおねがいします。
まず、仕事環境について教えてください。フリーランスのWebライターさんって、普段どういった場所で仕事されているんですか?