「Webライターって稼げるの?」
「どうやって収入を得るの?」
「収入UPする方法を知りたい」
Webライターはどれくらいの収入を得ているのか、どうすれば収入UPできるのか、気になりますよね。
この記事では、50人以上のWebライターと仕事をしてきた僕から
- Webライターの収入の仕組み
- クライアント別の相場
- 稼いでいる人たちの収益事情
- 収入UPの方法
について解説します!
Webライターは稼げないイメージがあるかもしれません。
実際は2極化しており、スキル・実績のある一部の人達が大きく稼いでいます!
どんな人達が稼いでいるのか、どうすれば稼げるのかも紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。
Webライターの収入の仕組みを30秒でわかりやすく解説
Webライターの収入の仕組みについて30秒で解説します!
まずWebライターとは、Web上の記事を書くお仕事です。
最近あなたがスマホでググって読んだ記事も、Webライターの書いた可能性があります。
基本的には時給ではなく、成果に対して収入が受け取れます。
収入の計算方法は「文字単価」と「記事単価」のどちらかです。
文字単価は、1文字あたりの値段です。
文字単価×文字数で1記事の報酬が決まります。
0.5円~10円以上と、単価の幅は広いです。
クラウドソーシングでは、ほとんどが文字単価となっています。
記事単価は、1記事あたりの値段です。
ほとんどの場合「3000字~4000字」など文字数の目安が決められています。
クラウドソーシングを経由せず、直接クライアントからお仕事を受ける場合などに、記事単価が採用されやすいです。
「単価を上げる」「記事を書くスピードを速める」この2つを実施していくことで、収入を増やすことができます。
【クライアント別】Webライターの相場

Webライターの単価と月収の推移イメージです。
期間 | 文字単価 | 月収 |
0~3か月 | 0.5円~1.5円 | 7.5万円~22.5万円 |
3~6か月 | 1.0円~2.0円 | 15万円~30万円 |
6か月~1年 | 1.5円~3.0円 | 22.5万円~45万円 |
1~2年 | 2.0円~4.0円 | 30万円~60万円 |
単価は、クライアントによって相場が異なります。
単価の高いクライアントから仕事を受けることで、収入UPに繋がります!
- クラウドソーシング
- 個人のアフィリエイター・ブロガー
- 法人
- 取材記事の案件
- 専門性の高い案件
順に詳しく紹介します。
クラウドソーシング
単価:0.5円~
クラウドソーシングの特徴は…
- いつでも仕事が見つかる
- 金銭トラブルに巻き込まれにくい
- やればやるほど仕事が取りやすくなる
など。初心者向きですが、その分単価が安くなりがちです。
手数料も約20%とられます。
ある程度実績を積んだら、別の方法にシフトしていくのがよいでしょう。
個人のアフィリエイター・ブロガー
単価:1円~
個人のアフィリエイター・ブロガーのサイトに載せる記事を書きます。
- 実績やコネがないと受注が難しい
- 法人よりも執筆ルールなどが緩いことが多い
などの特徴があります。
契約書を作成しない場合もあるので、金銭トラブルには注意しましょう。
法人
単価:2円~
企業の運営するメディアなどに載せる記事を書きます。
特徴は…
- 信頼を得られれば長期間、大量に仕事を紹介してもらえる
- 執筆ルールや入稿方法などが細かく指定される場合がある
など。
有名なメディアに記名記事(あなたが書いたことがわかる記事)を書ければ、大きくアピールできる実績となります。
取材記事の案件
単価:1記事2~3万円
(文字単価より記事単価が一般的)
著名人・専門家などに取材を行い、その内容を記事にまとめるお仕事です。
取材に時間や手間がかかりますが、通常の記事より高い収入を得られます。
専門性の高い案件
単価:3円~
専門的な知識・経験が求められる記事の場合、単価も高くなります。
専門性が求められるジャンルには…
- 法律
- 医療
- 税金
- 仮想通貨
- 5Gなどの最新テクノロジー
などなど。
弁護士・税理士などの資格を持っていれば、その専門性を活かして高単価の案件を受けることが可能。
仮想通貨や5Gなどのジャンルは資格が必要なく、知識を身につければ大きく儲けられる可能性があります!
稼いでいるWebライターの収益事情

実際に稼いでいるWebライターの収益事情を紹介します!
原ちあきさん
ちあきさんは、僕の運営する編集プロダクション「沖プロ」のライターです!
未経験で初月から20万円稼ぎ、1年経った現在の月収は60~70万円。
文字単価0.5円からスタートして、現在は平均3円ほどだそうです。
佐藤誠一さん
引用元:さとうのキモチ
元公務員の佐藤誠一さんはWebライター6年目で月収は約55万円ほど。
5日に1日は半休をとるなど、短い時間で効率的に稼いでいます。
最初からクラウドソーシングを使わず、初心者のうちから30万円近くの月収を得ていたそうです。
峻千(としかず)さん
アラフォーで失業し、未経験からフリーランスライターになった峻千さん。
10年目となる現在の月収は約150万円です。
初心者の頃の月収は5万円~10万円ほどで、そこから20万、30万と順調に伸ばしています。
直接依頼を受け、2~3円だった文字単価が5~8円と一気に上がったそうです。
Webライターが収入UPする5つの方法

Webライターが収入UPする5つの方法を紹介します。
- スキルを身につける
- 実績を積みクラウドソーシング以外の方法で受注する
- 継続案件の単価交渉を行う
- 相手に「手放したくない」と思ってもらえるよう丁寧に仕事する
- 執筆スピードを上げる
順に詳しく紹介します。
1.スキルを身につける
スキルを身につけることが収入UPの一番の近道です!
スキルアップには…
- 本を読む
- ライター向け講座を受ける
- 有名なブロガー、メディアの記事を読む
などなど。
スキルさえあれば、高単価の案件が舞い込むなど、あとから収入はついてきます。
営業や単価交渉など小手先のテクニックにいきなり頼るのではなく、まずは質の高い記事を速く書けるようスキルアップしていきましょう。
2.実績を積みクラウドソーシング以外の方法で受注する
クラウドソーシングは初心者向きではあるのですが、単価が安く、手数料も取られます。
ある程度実績を積んだら、クラウドソーシング以外の方法で受注できないかチャレンジしてみましょう!
- SNSから応募
- 知人の紹介
- 法人に自分から営業
などの方法があります。
いずれも実績がないと受注は難しいですが、手数料が取られず高単価にもなりやすいです。
3.継続案件の単価交渉を行う
今継続している案件で単価交渉を行うのも、収入UPの方法のひとつです。
ただし、むやみに交渉するのはNG!
交渉に失敗すると、仕事がなくなる・単価に不満を持っている印象を与えるなどのリスクもあります。
リスクを押さえつつ交渉するには、以下のような方法がオススメです。
・SEO順位の結果で交渉
納品した記事が検索順位の上位になっているのであれば、単価交渉してみましょう。
結果が出ているのであれば、クライアントも単価UPの判断をしやすいです。
あなたが書いた記事の順位を追っていることが伝わって「責任感の強い」印象を与えることにも繋がります!
・仕事内容で交渉
「構成もできます」「入稿もやります」など、今担当している部分以外の仕事も請け負えないか交渉してみましょう。
信頼関係を築いた上で、クライアントが大変そうなときに聞いてみるのがコツ!
4.相手に「手放したくない」と思ってもらえるよう丁寧に仕事する
「この人に長くお願いしたい」と思ってもらえれば、クライアントの方から単価UPしてくれることも。
納期を守る・文章を読み直すなどは大前提として、
- 同じ指摘を受けない
- 執筆前に掲載メディアの記事を読む
- 疑問点は先に質問する
など、丁寧に仕事しましょう!
とくに、クライアントからの指摘事項は必ずまとめておくこと。
一度受けた指摘を確実に守れば、長い付き合いになるほどクライアントの負担が減っていくので「手放したくない」と思ってもらいやすくなります!
5.執筆スピードを上げる
意外と見落としがちなのが、執筆スピードを上げることです。
いくら単価が上がったとしても、その分時間をかけてしまったら収入は増えません!
- 最初から完璧を目指さずまずは書ききる
- Wordなどのツールを使って効率的に誤字脱字チェック
- ショートカットキーを覚えて作業の高速化
などが、スピードを上げるコツです。
品質を落とささずにスピードを上げることを意識しましょう。
(おまけ)ディレクターになる
より上流のディレクターになれば、収入は上がります。
ディレクターは、ライターの書いた記事の編集・クライアントとのやりとりなどを担当します。
ちあきさんも、ディレクター業を入れると月収100万円以上を稼いでいます!
より大きく稼ぎたい人は、ディレクターを目指すとよいでしょう。